Big Blue・今日の海ログ 2023/02/23-27

『2023.02.23-02.27 BLUE DOLPHIN号第13回クルーズ報告』

ロケーション/カオラック
天候/晴れ
水温/28-29℃
風/トリップ後半にかけて強い
流れ/ところにより有り
透明度/15〜25m

今回はブルードルフィン号のオペレーションになってから初めての全ゲストが日本人のトリップになりました〜!

そして、今回は茨城県からダイビングショップCrescentさん(クリックでショップページに飛べます)と神奈川県鎌倉からスキューバダイビングショップLAUTさん(クリックでショップページに飛べます)にもご参加いただきました!!

海外渡航がしやすくなって、またこうして海外で皆さんにお会いできるのはとても嬉しいです。

それではいきましょ〜!!

Day1

#1 ハイダウェイベイ

#2 ウエストオブエデン

#3 スリーツリーズ

#4 タートルロック

 

前日の夜に港を出発し、朝起きる頃にシミラン諸島のど真ん中に到着です!

ここから全14本のダイビング漬けの毎日が始まります!

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まず記念すべき1本目はシミラン諸島5番からハイダウェイベイです。

ツナレックとも呼ばれるここのポイントは、エントリーして潜降するといきなり沈船があります!

この沈船がツナレックという名前です。

綺麗な状態で横たわっていて、写真の撮り甲斐があります!

周りは見渡す限り魚だらけです。

いきなり1本目から魚影が濃すぎるのが最高です。

まずはシミラン特有の濃い魚影と、インド洋定番の魚を楽しみつつ、たまに捕食をしにくるカスミアジを楽しみました!

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ここのポイントにいると噂になってはいましたが、なかなかいなかったトマトアネモネフィッシュも発見!

普段はリチェリューロックに行かないと見れないクマノミなので、レア度高めです。

2本目は7番の島に移動してのダイビングです。

ここのポイントはマクロが楽しいポイントになります!

水中でも華やかさがMAXなマッコスカーズフラッシャーラス。

インド洋verのクジャクベラですが、ヒレを開いた姿のカラフルさは半端ないです!

指の先っちょサイズのトウモンウミコチョウというウミウシもいましたよ〜

同じくらい小さいサイズでシシマイギンポもいました!

日本ではなかなかお目にかかれない生物です!

小さくて見つけづらいですが、目さえ慣れてしまえば簡単に見つけられます!

 

3本目は9番の島のポイントのスリーツリーズです。

大きく分けて東側にあるこのポイントは綺麗な砂地が広がっている、癒し系ポイントです!

もちろん砂地ではハゼ遊びができます!

ここのポイントにたくさんいるオーロラパートナーゴビーがお出迎えです。

このポイントにはたくさんこのハゼがいるので、引っ込むのを恐れずに写真が撮れます。

ハゼ遊びもしつつ、ワイド目線でも楽しめます。

砂地にあるサンゴの根には美しいソフトコーラルもあり、スカシテンジクダイと一緒に撮るとシミランらしい写真を撮ることができます!

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通称お化けカイメンと呼ばれる巨大なミズガメカイメン。

フィンを伸ばした人くらいの大きさで周りについてるソフトコーラルも綺麗でかっこいいです!

たまに通りかかるナポレオンを見たり、ずーっと1つの岩に固執して何かをしてるタイマイがいたりと盛りだくさんなダイビングになりました!!

 

3本目の後は8番の島ドナルドダックベイのビーチに上陸です。

上陸後、ビーチで集合写真を!

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絶景のビューポイントに登っても集合写真を撮りました〜!

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この島には大きなトカゲや綺麗な鳩がいたりと陸上生物も楽しみつつ、4本目のダイビングに戻ります。

4本目はタートルロックです。

サンセットからのナイトダイビングで潜っていきます。

実は夜行性のスカシテンジクダイが活発に動き始め、逆に昼間に活動をしている魚が自分達の寝床に戻っていきます。

この時間にしか見れない魚の活動的な動きを見れるダイビングでした〜

 

Day2

#5 ノースポイント

#6 コボン

#7.8 タチャイピナクル

 

ダイビング2日目はシミラン諸島9番の島からスタートです。

1本目はノースポイント。 離れ根にあるウミウチワの谷が満開で咲いてました〜。

潮通しもいいエリアなので、クマザサハマムロがたくさん集まってて綺麗でした!

大小サイズの異なる水路もあって魚だけじゃなく、地形も楽しめました。

2本目に向けてコボンに移動をしていきます。

コボンに到着するとスピードボート含めてたくさんの船が!

人気のポイントには船が集まりますね〜

湾内の穏やかな浅場にはリュウキュウキッカサンゴの群生があります。

太陽の光が差し込んで癒し系のポイントです。

近くにコラーレバタフライフィッシュがたくさんいました〜

インド洋では定番のチョウチョウウオです!

コボンはシミラン諸島と雰囲気がガラッと変わり、ソフトコーラルの色が黄色などのパステルカラーになります。

島が変わるとそこに着くソフトコーラルも変わっていくということですね。

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イエローバックフュージュラーやクマザサハマムロなどのグルクンの仲間たちも中層を盛り上げてくれました!

 

3.4本目はタチャイピナクルです。

コボンで潜り終えた後、さらに北上してコタチャイに移動してきました。

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ここのポイントは規模はそれほど大きくないものの、流れが当たりやすいポイントのため魚がよく集まります。

小さな魚がよく集まるポイントにはそれを狙う捕食者達も集まってきます。

メインはロウニンアジです!

タイ屈指の大きさを誇るタチャイのロウニンアジを見ながら、カスミアジの群れやギンガメアジなども一緒に見れました〜。

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結構流れが強かったですが、影に隠れながら周りに魚が集まってくるので安全に楽しめます!

たまに冷たくて少し濁った潮が流れてくることもありますが、その潮がこのポイントに栄養素をたくさん運んでくれるので魚も余計に増えていきます!

合計2本、タチャイで潜った後は大きく北上してスリン島を目指します! 波と風がありましたが、無事に到着し島陰の穏やかな場所で明日に備えました。

 

Day3

#9アオステープ

#10 アオ パッカード

#11 コパチャンバー

#12アオステープ

 

本来であれば1本目を潜った後にリチェリューロックに向かう予定でしたが、強風と高波によって危険と判断し、Day3はスリン島で4本潜りました。

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スリン諸島の島陰の夜明けはこんなに穏やかなんですけどね・・・

1本目と4本目はスリン島のハードコーラルがめちゃくちゃ綺麗なポイントです。

浅場を埋め尽くすのは何種類ものサンゴ!

その密集度合いもお墨付きで、タイで今ひそかにアツいと噂のポイントです。

朝イチなので、上ってきた太陽が少しずつ浅場のサンゴを照らしてくれて癒されます。

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もちろんサンゴを拠り所としているスズメダイがモリモリにいますよ〜

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可愛いベニハゼの仲間もいっぱいいます。

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逃げ足は早く、隠れるのも上手ですが、色合いが綺麗なアデヤッコなんかもよく見られます。

日本ではレア種な魚がこっちでは簡単に見られちゃいます。

タイワンカマスの群れも最近はよく見られます。

ハードコーラルとの相性もよく神秘的な光景になります。

リチェリューロックでよく見られるトマトアネモネフィッシュもいました。

人馴れしているのかサービス精神高めの個体でした〜。

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2本目の代替ポイントはスリン島のアオパッカードです。

ここもハードコーラルの密集地帯になりますが、ステープとは違い砂地での遊びが盛りだくさんです。

砂地のハゼ遊び、メタリックシュリンプゴビー、ブラックシュリンプゴビーもいました。

 

他にもヒレナガネジリンボウ、アンダマンジョーフィッシュなどもいました〜。

浅場のハードコーラルエリアに移ると、トマトアネモネフィッシュの幼魚が登場!

太平洋でいうところのハマクマノミのインド洋対応種となっているので、幼魚の状態は顔に白いラインがあってハマクマノミに似ています。

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めちゃくちゃ写真に撮り易いコバンハゼ!

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3本目はスリン島の離れ小島のポイントです。

同じスリン島でもまたガラッと雰囲気が変わり、スカシテンジクダイがたくさんいる根を中心に遊びました〜!

珍しい、アンダマンミミックファイルもいましたよ〜

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可愛いハナダイギンポもご紹介。

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ルボックスブレニーも可愛く撮って頂きました!

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根にはソフトコーラルもついてたりと、キラキラしてるスカシテンジクダイとセットで綺麗さが倍増します。

大きなウミウチワもオーバーハングに隠れています。

浅場にはハードコーラルもモリモリです。

ソフトコーラルもハードコーラルも楽しめる素敵なポイントでした〜。

スリン島で風が少し収まるのを待ってから、最終日のコボンに向けて出発です。

 

Day4

#13.14コボン

最終日はコボンで2本潜ります。

1本目はコボンの数あるポイントの中でも楽しいポイントがたくさんあります。

それぞれ違った面白さがあるポイントの中から、ソフトコーラルが綺麗なポイントに潜りました。

黄色いソフトコーラルが岩一面に生えている箇所を見にいきました〜。

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もちろんソフトコーラルだけではなく、水中を盛り上げてくれるのはイエローバックフュージュラーです。

インド洋でよく見られる背中半分が黄色いタカサゴの仲間ですが、目の前一面を覆ってくれるほどの数がいるので見ていて眩しいくらいです。

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ソフトコーラルもそうだったようにまさに黄色だらけのダイビングとなりました〜。

2本目にはコボンでは有名なで干潮時に出てくる滝も見にいきました!

滝壺の中から水が流れてくるのを見ることはあまり経験できないことですが、コボンでは毎日のように見ることができます。

もちろん、ロウニンアジやイソマグロといった中型の魚も一緒に遊んでくれるので、多種多様な魚が見れるポイントとなっています!

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コボンで2本潜り終えた後はカオラックの湊へと帰港していきます。

天気も良く、器材を十分に乾かす時間もあります。

途中でスタッフ含め乗船している全員で集合写真を撮りました〜。

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今回は残念ながらリチェリューロックには行けませんでしたが、皆さま今回はビッグブルーのダイビングクルーズにご参加いただきありがとうございました!!

またお会いできるのを楽しみに待っています。

報告/TAKESHI、GOHKI、YURIKA

写真/乗船したお客様より頂きました

タイ・タオ島&カオラックでダイビングするならビッグブルーへ!